おりがみ図鑑

日々のおりがみ作品に作者や折り方の本を添えて紹介(ちらほら更新中)

ウミガメ

おりがみ:ウミガメ(川崎敏和)

おりがみ:ウミガメ(川崎敏和)

おりがみ:ウミガメ(川崎敏和)

おりがみ:ウミガメ(川崎敏和)

作品名 ウミガメ

作者名 川崎敏和

 カワサキローズで有名な川崎敏和さんの作品でウミガメ。これホントにかわいい。このまま泳いで行きそう!

 折りかたは『おりがみ夢world』という本に掲載されているんですが、版元品切れらしくて紙の本では中古品しかないみたいです(楽天KOBOKindleのような電子書籍だとあるんですけど)。


 

 下はわたしが作った折りかたの動画です。

 わたしはこれまで、伝承作品の折りかたを説明する動画はいくつも作ったし、海外の人に案外好評でした。伝承作品というのは、古典作品であったり、明治以降でも作者がはっきりせず、人づてに伝わってきた作品のことです。

 一方で、おりがみには創作作品がたくさんあります。むしろ創作のほうが多いんです。しかも、折りかたを考えた人はまだ現役で活躍してる方が多いです。

 最近おりがみで動画を作る人が本当に増えていて、なんでも動画サイトでみつかるような時代なんですが、どなたの作品か言わずに公開してる方も多くて、ちょっと複雑な気持ちです。

 おりがみは音楽などと同じで再現芸術の一種です。音楽が楽譜を見て再現(再表現)できるように、おりがみも折り図を見て再現(再表現)できる作品です。音楽に作曲した人、作詞した人の著作権があるなら、おりがみにも、折りかたを考案した人の著作権が(今ははっきり認められていないとしても)あると思うのですよね。

 それで、これからは創作についても「これこれこういう人が折りかたを考えました」ときちんと紹介しながら動画にしてみようかと思っています。いちばんいいのは、作者さんに了解をとってすることなのですが、連絡先が簡単にわかるわけではありませんので、勝手にやることには違いないんですが、作者のお名前だけはきちんと明示していこうと思っています。

 動画を作るのが久しぶりでおしゃべりがボソボソしててすみません。