ウサギ
布施知子さんの作品は、折ってて気持ちがいいので好きです。最近ネットで「これはすごい」っておりがみ作品が話題になることがあるんですが、そういうの見てると「すごい」の中に自分で折るという視点がまったく入ってないような気がするんです。
おりがみは、完成した作品を展示するのは二の次三の次で、「自分が折って楽しむこと」が第一の目的でなくてはならない、とわたしは思っています。折り図の通りにやれば、とりあえず誰が折っても同じように折れなくてはいけなくて、なおかつ無理してないことも大事。
その点、布施さんの作品は、どれも折っていて気持ちがよく、無理が少なくて、出来上がったものがそれぞれ愛らしい、傑作が多いです。
折り方はこの本
- 作者: 布施知子
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2008/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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