おりがみ図鑑

日々のおりがみ作品に作者や折り方の本を添えて紹介(年単位で放置中)

むかで星

作品名 むかで星
作家名 藤本修三

 何がすごいって四角い紙からとんがりが五本ある星を作っちゃうところがすごい。しかも長方形から作るんですからビックリです。それほど難しい折り方ではないので小学生でも練習すれば折れるようになるはずです。

 写真のように、1:√2の長方形で折ります。そう書くと難しいように感じますが、この比率はA4やB5といったコピー用紙の企画と同じ比率ですし、最初の紙が1:√2ならば、長いほうの辺が半分になるように裁断すると、切ったあとの紙も1:√2の比率になります。

 難しいことはわからないやっていう場合は、コピー用紙を四分の一か、八分の一にして使ってみてください。写真の紙はA4の紙を八分の一にしてあります。

 この作品が「むかで星」と呼ばれるのは、真ん中にできるポケットに星のとんがりを刺していくと、ムカデのように長くつながるからだそうです。

 ただ、残念なことに裏と表で色の違う紙で折ると、下の写真の左側ようになってしまうのです。

 色分けの星もポップで可愛いですが、それじゃ困る場合は、裏表のない紙で折るといいですね。


五芒星の折り方 星のおりかた

折り方はこの本に載っています

おりがみ ねじり折り―藤本修三ワールド (おりがみ工房)

おりがみ ねじり折り―藤本修三ワールド (おりがみ工房)

 藤本修三さんという折り紙の偉い人の作品を、藤本さんよりはやや若手の折り紙の偉い人たちが研究し、一般の人にわかりやすく紹介した本です。

 おりがみの本としては中級以上向けだと思います。というのは、子供向けの作品のようにかわいい動物なんかはまるで出てこないのです。いきなり紙を正六角形に製図する(しかも定規もコンパスも使わないで)ところから始まって、容赦なくねじり折りを繰り返し、幾何学的な飾りをおりまくるという、一般にはとっつきにくい本です。

 でも大人だったらかえってこういう本にはまるかもしれません。わたしも折りはじめたらやめられなくなり、なんの役にたつんだかわからない飾りを次から次へと折りまくってしまいました。