おりがみ図鑑

日々のおりがみ作品に作者や折り方の本を添えて紹介(ちらほら更新中)

節分の鬼


作品名:節分の鬼
作家名:布施知子

 顔と体が別の二枚折りです。顔だけ大きく折って飾るのもいい感じ。

折り方はこの本

おりがみ 四季折々 (NHKおしゃれ工房)

おりがみ 四季折々 (NHKおしゃれ工房)

翼を広げた白鳥


作品名:翼を広げた白鳥
作家名:布施知子

 正方形の紙を半分に切った直角二等辺三角形から折ります。つまり1枚の紙で2羽折れるので、向かい合わせにディスプレイすると白鳥の首でハートリングができます。ちなみに、この写真の白鳥は、少し小さめの紙で折っているので折りが雑ですが、標準の15cm四方の紙を使えば、もうちょっとかわいらしく折れるかもしれません。

折り方はこの本

おりがみ 四季折々 (NHKおしゃれ工房)

おりがみ 四季折々 (NHKおしゃれ工房)

ウサギ


作品名:うさぎ
作家名:布施知子

 布施知子さんの作品は、折ってて気持ちがいいので好きです。最近ネットで「これはすごい」っておりがみ作品が話題になることがあるんですが、そういうの見てると「すごい」の中に自分で折るという視点がまったく入ってないような気がするんです。

 おりがみは、完成した作品を展示するのは二の次三の次で、「自分が折って楽しむこと」が第一の目的でなくてはならない、とわたしは思っています。折り図の通りにやれば、とりあえず誰が折っても同じように折れなくてはいけなくて、なおかつ無理してないことも大事。

 その点、布施さんの作品は、どれも折っていて気持ちがよく、無理が少なくて、出来上がったものがそれぞれ愛らしい、傑作が多いです。

折り方はこの本

おりがみ 四季折々 (NHKおしゃれ工房)

おりがみ 四季折々 (NHKおしゃれ工房)

着物


作品名:きもの
作家名:布施知子

 これは幅1に対して長さ3.5くらいの細長い紙で折ります。写真は教育折り紙の大きいやつを切ったので、出来上がりがイマイチなのですが、着物の柄みたいな和紙で折ったら美しいと思います。本の中では七夕の飾りとして紹介されています。そういえば、山梨県あたりでは、七夕の笹に着物の形をした切り紙を吊るすそうですね。

折り方はこの本

おりがみ 四季折々 (NHKおしゃれ工房)

おりがみ 四季折々 (NHKおしゃれ工房)

オウム貝


作品名:オウム貝
作家名:布施知子

 布施さんには巻貝という別の作品もありますが、並べて見ると形の違いが面白く、見事ですね。

http://d.hatena.ne.jp/chinjuh2/20090417#1239926417

オウム貝の折り方はこの本です

おりがみ 四季折々 (NHKおしゃれ工房)

おりがみ 四季折々 (NHKおしゃれ工房)